事実関係
Jさんは、妻に不倫の疑いがあったため、調査をしたところ、不倫が発覚しました。Jさんは、浮気相手に慰謝料を請求するため、弁護士にどのように対応すべきかを相談しました。
弁護士のかかわり
弁護士は、浮気相手に対し、内容証明郵便により不貞行為(不倫・浮気)に基づく慰謝料請求の書面を通知しました。
その後、浮気相手にも代理人として弁護士がつきました。相手方は浮気の事実を認め、代理人間で慰謝料の交渉が行われました。
その結果、弁護士の受任から約4か月で示談が成立し、浮気相手がJさんに対して150万円の慰謝料の支払いをすることで解決しました。
また、示談の内容として、「今後一切Jさんの妻に連絡しない」との約束がなされました。
雑感
弁護士に慰謝料請求を依頼すると、相手方も弁護士を依頼するケースがよくあります。相手方にも弁護士がつくことで、双方の弁護士による適正な慰謝料額の交渉がスムーズに進むことも多いのです。